◆ 人工芝×グローブ→フットサル用グローブ
● 選択肢と優先順位
まず、フットサルのゴレイロをする時のグローブの選択肢にはこんな物があります。
1.サッカー用ゴールキーパーグローブ
2.フットサル用ゴールキーパーグローブ
3.オープンフィンガーグローブ
4.素手(+テーピング)
オススメの優先順位は、
フットサル用>サッカー用>素手>オープンフィンガーグローブ
です。
もしも室内なら、素手もオススメするのですが、
人工芝のピッチでゴレイロをする時、
素手だと手の甲側の面を擦りむくことがあるので、
グローブ着用をオススメします。
僕は競技選手なのでインドアメインですが、
芝の場合はケガ予防の為にグローブを着用するようにしています。
● 選び方 ここが大事!
グローブには、
フットサル用とサッカー用のグローブがありますが、
フットサルのゴレイロは“投げる”重要度が高いために、
手にピッタリと吸い付くようなフットサル用のグローブをオススメします。
サッカー用のグローブは大きい為、キャッチし易いですが、
そもそも、フットサルのゴレイロでは無理してキャッチしなくて大丈夫です。
遅いシュートはもちろんキャッチしないといけないですし、
キャッチできるに越したことはないのですが、
フットサルのゴレイロはサッカーのゴールキーパー以上に至近距離から打たれる為に、
キャッチする余裕がない場合が多いのです。
無理してキャッチミスするくらいなら、手で弾いて捨ててしまった方が賢明です。
また、スローが決定機をつくるポジションになる為に、
やはり、キャッチし易さよりも投げ易さを選ぶべきです。
オープンフィンガーグローブという選択肢もありますが、
投げ易さは、フットサル用グローブと大差なく(どちらでも片手で掴めると思います)、
セービングやブロッキング時の危険度はフットサル用グローブよりやや高いために、
中途半端な存在だな、と個人的には感じます。
● 5段階評価で比較してみよう!
人工芝でプレーする場合・・・
(スロー性能の高さ / 危険度の低さ / キャッチ性能の高さ)
(E/A/A)サッカー用
(B/A/B)フットサル用
(B/D/B)オープンフィンガー
(A/D/C)素手+テーピング
もう一度言いますが、
スローが決定機をつくるポジションにである為に、
キャッチし易さよりも投げ易さを選ぶべきです。
この事から、サッカー用よりもフットサル用のグローブを選んでもらえたらと思います。
ただ、
「いつもはゴレイロじゃないけど、たまたまやることになっただけ!」
「とにかく痛いのが嫌!」
という人には、サッカー用のゴールキーパーグローブがオススメです。
もちろん、最終的には好みですが・・・。(笑)
● 素手にテーピングって痛くないの?怪我しないの?
最後に余談ですが、
よくある話で、
「プロって素手だけど、あれって痛くないの!?怪我しないの!?」
という話・・・。
上記の個人的な分析では、
素手にテーピングが意外にも危険度の低さが「E」ではありません。
つまり、痛いけど、そんなに危なくない・・・。
これは、ゴールキーパーやゴレイロをしっかりと学んだ事のある人に限りますが、
基礎のあるゴレイロは突き指をする事がほとんどありません。
ボールに当たり負けして、衝撃で手や指を痛めるようなことはありますが、
これに関しては“グローブの性能”以上に“テーピング”の方が衝撃を吸収してくれるのです。
もしも、突き指してしまった場合は・・・、
グローブをしていても、素手でも、同じように骨折するでしょう・・・。
因みに、指にテーピングをしたその上からグローブをする事ももちろんOKです。
これが一番安全性が高いと言えるでしょう。
テーピングの方法については後日書いていこうと思います。
(手)グローブ: フットサル用グローブ>サッカー用グローブ>素手
(上)シャツ: サッカーのGK用>普通のフィールドプレイヤーのシャツ
(下)パンツ: サッカーのGK用七分丈パンツ>ロングパンツ>ハーフパンツ
(下)スライディングパンツ: 野球用品
(膝・肘)膝サポーター・肘サポーター: 表面が固めの
(脛)レガース: サッカー用のレガースの中でも大きめの物
(脚)ソックス: サッカー用ならなんでもOK
(足)シューズ: イボつきのトレシュー