ゴレイロの用具選び まとめ

ゴレイロの用具について。

結論からいうと、オススメの装備は、
こんな感じです。

 

シャツ:半袖でも長袖でも。
パンツ:ロングパンツかハーフパンツ
パンツの下:スライディングパンツ(野球の物)
膝:クッション付きサポーター(バレーボール用)
肘:クッション付きサポーター(バレーボール用)
脛:レガース(大きめの物)

手:素手にテーピング

あとは、男性のゴレイロで、
心配なら、ファールカップ。(野球用か格闘技用)

(ソックスとシューズについては割愛。)

ご覧の通り、ゴレイロの用品は、

残念ながら日本国内では充実していません。

リーグで活躍しているゴレイロですら、
他スポーツの用品を活用することは普通です。

上から順に、細かく説明していきます。

>シャツ:半袖でも長袖でも。

サッカーのGKとは違い、室内スポーツであるフットサルでは、

肘当てをしていることが普通です。

なので、夏は半袖でも大丈夫ですし、

冬は長袖でも大丈夫です。

ただ、競技特性上、長袖はボールが身体から滑りやすかったりするので、

サッカーに比べて半袖のゴレイロは多いです。

>パンツ:ロングパンツかハーフパンツ

>パンツの下:スライディングパンツ(野球の物)

 

 

ロングパンツでもハーフパンツでも、

どちらでも大丈夫です。

好みの問題ですが、

サッカーのGKと比べると、

ロングパンツのゴレイロはやや多いです。

何故か!?

室内競技のゴレイロは、ゴールを守るために、

膝でスライディングして敵へ飛び込むプレー(ブロッキング)をすることが多くあります。

その為、膝にサポーターをしているとは言え、

ロングパンツを履いている方が怪我しにくいですし、

滑り易くなります。

 

 

ロングパンツのデメリットは、

足元のボールタッチがやや難しいことです。

それが気になる人は、

ロングパンツの上からソックスを履いたり、

七分丈のパンツを履いているゴレイロもいます。

 

 

また、パンツの下には、スライディングパンツは履いておいた方が良いです。

腰周りの擦り傷が断然減ります!

最低、スパッツは履いておきましょう。

 

 

ゴレイロをしていると、

肘、膝、腰が地面に当たることは、ごく普通です。

その時に怪我するリスクを最小限にする為に、

一番オススメなのはやはりスライディングパンツです。

これは、野球用品から買えますよ!

 

 

 

>膝:クッション付きサポーター(バレーボール用)
>肘:クッション付きサポーター(バレーボール用)

 

 

これも、サッカーのGKではあまり使わない物ですね!

しかし、フットサルのゴレイロをちゃんとしている人で、

つけていない人は、少数派です。

身体の頑丈さに自信のある人で、

体育館でやる場合は、つけていない人もいますが、

いつ怪我するか分からないゴレイロという仕事をする以上、

サポーターなしは絶対にオススメしません。

Fリーガーのゴレイロでもサポーターをしているんですから、

恥ずかしいことでは全然ないですよ!

>脛:レガース(大きめの物)

レガース(すね当て)もゴレイロにとっては、必需品です。

理由は単純です。蹴られるから・・・(笑)

試合では、ゴレイロもフィールドプレイヤーも、

レガースをつけていないと出場できません。

それくらい大切なものです。

ゴレイロをするからには、レガースは練習でも必ずしておきましょう!

 

 

「そんな本気のメンバーでフットサルしてる訳じゃないから大丈夫!」

これも怖いです。

正直な話、上手くない人同士でやるフットサルが一番怪我し易いです。

上手い人は、走っていても、ドリブルしていても、周りが見えているので、

ゴレイロとぶつかりそうになったら避けてくれます。

大会等では本気なので当たってきたりしますが・・・

それでも、上手い人は、周りが見えていますし、

人の強度というものをちゃんと理解しています。

しかし、周りが見えていない人は、振り向きざま等に、

本気で!ゴレイロの身体を蹴ってきます。本気で・・・。(笑)

大人ですから、怪我します。練習でも、レガースは必需品です。

 

>手:素手にテーピング

 

 

これに当てはまる方は、素手でも良いと思います。

・サッカーでGKをしていた

・ハンドボールでGKをしていた

・競技フットサルを目指している

逆に、これに当てはまる方は、グローブをオススメします。

・フットサルを最近初めた

・GKをしたことがない

・ゴレイロかGKの基本フォームが無意識にできない

・人工芝のコートでフットサルをする

どちらとも言えない方、迷っている方で、

「なんでグローブしないの!?」って言う方・・・

グローブをして大丈夫です。

ただ、サッカーのGKとは比べ物にならないくらい、

フットサルのゴレイロでは、“投げる”ことの重要度が高いんです。

ゴレイロのスローは、精密であればある程素晴らしいと言われます。

繊細なタッチをする為には、グローブより、素手の方が断然有利です。

だから、プロでは素手の方が多いのです。

次に、よくある話で、

「素手って痛くないの!?」という問題。

全く痛くはないです。

場合によっては、アザが出来るくらいには痛いです。

ただ、大怪我をする確率は、そこまで高くはないです。

基礎から積み上げていけば、素手でもグローブでも怪我する時はしますし、

どちらでも大して怪我の重さは変わりません。

ただ、“素手の理由”は、“投げやすいから”なので、

シュート練習でまで、素手の必要はあまりないです。(笑)

スペインリーグのゴレイロでも、練習内容によってはグローブをしています。

人工芝のコートでは、手外側を怪我するので、

グローブはしておいて良いでしょう。

因みに、投げ易さを考えた

・オープンフィンガーグローブ

・フットサル用グローブ

という選択肢もあります。

個人的には、オープンフィンガーグローブは中途半端で使いにくいですが、

フットサル用グローブは、ありです。

競技フットサルのゴレイロでこれをしている方もいます。

「ゴレイロのテーピングの方法」

「オススメの用具」

は、後日書こうかと思います。